37歳公務員の平均年収は?民間企業との比較で見える実態

DAZN

はじめに

公務員の年収は、民間企業と比べて高いイメージを持たれがちです。特に、安定した雇用と着実な昇給が約束されている点は、大きな魅力と言えるでしょう。しかし、実際のところ、37歳という年齢の公務員の平均年収はどのくらいなのでしょうか。民間企業との比較を交えながら、その実態に迫ってみましょう。

37歳公務員の平均年収

人事院の「令和元年民間給与実態統計調査」によると、国家公務員の37歳平均年収は約690万円となっています。一方、総務省の「平成30年地方公務員給与実態調査」では、地方公務員の37歳平均年収は約600万円と報告されています。
国家公務員と地方公務員では、約90万円の差があることがわかります。ただし、これは全国の平均値であり、職種や勤務地によってばらつきがあることも事実です。

民間企業との比較

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」を見ると、民間企業の37歳平均年収は約550万円。公務員と比べると、国家公務員で約140万円、地方公務員で約50万円の差があります。
特に、国家公務員の年収の高さが目立つ結果となっていますが、これは職種の違いが大きく影響していると考えられます。国家公務員には、外交官やエリート官僚など、高度な専門性を要する職種が含まれるためです。

公務員の年収を左右する要因

1. 職種と役職

公務員の年収は、職種と役職によって大きく異なります。一般的に、事務職よりも技術職の方が年収は高い傾向にあります。また、管理職になるほど、その差は顕著になっていきます。

2. 勤務地

勤務地も、公務員の年収に影響を与える要因の一つです。大都市圏では、地方よりも生活費が高いことを考慮して、手当などが上乗せされる傾向にあります。

3. 昇給システム

公務員の昇給は、民間企業と比べてゆっくりとしたペースで進みます。その分、安定して年収が上がっていくのが特徴です。早い段階で高年収を得られる民間企業と比べると、公務員は長い目で見たときに有利だと言えるでしょう。

まとめ

以上、37歳公務員の平均年収について、民間企業との比較を交えながら解説してきました。国家公務員で約690万円、地方公務員で約600万円という平均年収は、民間企業を上回る水準だと言えます。
ただし、公務員の年収は職種や勤務地によってばらつきがあるのも事実。一概に公務員だから高年収だと決めつけることはできません。民間企業と比べて、ゆっくりとしたペースで昇給していくのも公務員の特徴と言えるでしょう。
公務員を目指す人は、単に年収の高さだけでなく、自分の適性やキャリアビジョンを踏まえて、慎重に職種を選ぶことが大切です。年収も大事な要素ではありますが、やりがいを感じられる仕事に就くことが何より重要だと言えるのではないでしょうか。

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