イチロー（マリナーズ）の生涯年俸・年度別成績

イチロー（鈴木一朗）選手は、1991年に愛知工業大学名電高等学校から外野手としてドラフト4位（契約金4000万円、年俸430万円）でオリックス・ブルーウェーブに入団した愛知県西春日井郡豊山町出身の元プロ野球選手です。現役時代の最高年俸はNPBが5億3000万円、MLBが1800万ドル、生涯年俸は188億3030万円（1ドル100円換算）です。

イチロー選手はプロ野球通算安打世界記録保持者としてギネス世界記録に認定されている選手です。また、10度のシーズン200安打、10年連続200安打、シーズン262安打、オールスターゲームでのランニング本塁打もギネス記録として認定されています。

NPBでは7度の首位打者、5度の最多安打、5度の最高出塁率を獲得し、打点王や盗塁王のタイトルも獲得しました。MLBでは2001年に首位打者と盗塁王のタイトルを獲得して新人王となり、2004年には2度目の首位打者のタイトルを獲得しています。

イチロー選手はMLBシーズン最多安打記録保持者（262安打）、最多試合出場記録保持者（NPB・MLB通算3563試合出場）、メジャー通算3000安打、10年連続200本安打、NPB・MLB通算700盗塁、NPB・MLB通算5863塁打など、数々の記録を残しているスーパースターです。

1999年に元TBSアナウンサーの福島弓子さんと結婚しました。子供はいません。愛犬の一弓（いっきゅう）と共に生活しています。フリーアナウンサーの福島敦子さんは義姉です。ファッションモデルの鈴木来海さんは姪です。

2019年3月21日の東京ドームで行われたアスレチックス戦に出場後、現役引退を発表しました。

1. イチローのプロフィール
2. イチローの年俸推移・年俸総額
- 2.1. イチローの年俸推移
- 2.2. イチローの年俸総額
3. イチローの成績・選手データ
- 3.1. イチローの成績
4. イチローの本

イチローのプロフィール

生年月日	1973年10月22日	出身地	愛知県西春日井郡豊山町
投打	右投左打	ポジション	外野手
身長	180cm	体重	71kg
ドラフト	1991年ドラフト4位
経歴	愛知工業大学名電高等学校⇒　オリックス・ブルーウェーブ⇒　シアトル・マリナーズ⇒　ニューヨーク・ヤンキース⇒　マイアミ・マーリンズ⇒　シアトル・マリナーズ
タイトル（NPB）	1994年首位打者、最多安打、最高出塁率
	1995年首位打者、打点王、盗塁王、最多安打、最高出塁率
	1996年首位打者、最多安打、最高出塁率
	1997年首位打者、最多安打
	1998年首位打者、最多安打
	1999年首位打者、最高出塁率
	2000年首位打者、最高出塁率
タイトル（MLB）	2001年首位打者、盗塁王
	2004年首位打者
表彰（NPB）	1994年正力松太郎賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
	1995年正力松太郎賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
	1996年ベストナイン、ゴールデングラブ賞
	1997年ベストナイン、ゴールデングラブ賞
	1998年ベストナイン、ゴールデングラブ賞
	1999年ベストナイン、ゴールデングラブ賞
	2000年ベストナイン、ゴールデングラブ賞
	2004年正力松太郎賞（特別賞）
表彰（MLB）	2001年新人王、ア・リーグMVP、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞
	2002年ゴールドグラブ賞
	2003年ゴールドグラブ賞
	2004年ゴールドグラブ賞
	2005年ゴールドグラブ賞
	2006年ゴールドグラブ賞
	2007年シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞
	2008年ゴールドグラブ賞
	2009年シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞
	2010年ゴールドグラブ賞

イチロー選手は走・攻・守の全てにおいてトップレベルの技術を持ったスーパーレジェンドです。

小学校時代は少年野球チームの豊山町スポーツ少年団に所属し、エース・4番として6年時には全国大会にも出場しています。また、ほぼ毎日のように町内にあるバッティングセンターに通っていたことも有名で、バッティングセンターには現在もイチロー専用の8番打席があります。

愛工大名電高校時代は1年時からレギュラーとして出場し、3年時には投手として甲子園にも出場しましたが、交通事故が原因で投手から野手に転向しています。打者としての高校通算成績は536打数269安打、打率.501、本塁打19本、二塁打74本、三塁打28本、盗塁131の成績を残しています。

プロ入り後、1年目にウエスタン・リーグの首位打者を獲得し、3年目の1994年には1番打者に定着して首位打者・最高出塁率・ベストナイン・ゴールデングラブ賞・正力松太郎賞・シーズンMVPを獲得しました。

1995年には震災からの復興を目指す神戸のシンボル的存在として、首位打者・打点王・盗塁王・最多安打・最高出塁率を獲得し、打者五冠王に輝きました。打点王と盗塁王の同時獲得は日本プロ野球史上初です。1995年はチームとしてもリーグ優勝を達成しています。

2000年11月10日に日本人初のポスティングシステムでシアトル・マリナーズと契約し、日本人野手初のメジャーリーガーとなりました。メジャー1年目の2001年にシーズン242安打を放ち、首位打者と盗塁王のタイトルを獲得して新人王・MVP・シルバースラッガー賞・ゴールドグラブ賞を受賞しています。

イチロー選手の年俸総額は180億円以上です。CM契約やテレビ出演、スポンサー収入などを含めると生涯収入は300億円～400億円、あるいは500億円以上ではないかとも言われています。

イチローの年俸推移・年俸総額

イチローの年俸推移

MLBの年俸推移

NPBの年俸推移

イチローの年俸総額

MLB年俸総額1億6850万ドル（推定168億5000万円※1ドル100円換算）

年度	年俸	差額	所属球団	背番号
2019年（46歳）	75万ドル	0ドル	シアトル・マリナーズ	51
2018年（45歳）	75万ドル	－125万ドル	シアトル・マリナーズ	51
2017年（44歳）	200万ドル	0ドル	マイアミ・マーリンズ	51
2016年（43歳）	200万ドル	0ドル	マイアミ・マーリンズ	51
2015年（42歳）	200万ドル	－450万ドル	マイアミ・マーリンズ	51
2014年（41歳）	650万ドル	0ドル	ニューヨーク・ヤンキース	31
2013年（40歳）	650万ドル	－1150万ドル	ニューヨーク・ヤンキース	31
2012年（39歳）	1800万ドル	0ドル	シアトル・マリナーズ/ニューヨーク・ヤンキース	51/31
2011年（38歳）	1800万ドル	0ドル	シアトル・マリナーズ	51
2010年（37歳）	1800万ドル	0ドル	シアトル・マリナーズ	51
2009年（36歳）	1800万ドル	0ドル	シアトル・マリナーズ	51
2008年（35歳）	1800万ドル	＋550万ドル	シアトル・マリナーズ	51
2007年（34歳）	1250万ドル	0ドル	シアトル・マリナーズ	51
2006年（33歳）	1250万ドル	0ドル	シアトル・マリナーズ	51
2005年（32歳）	1250万ドル	＋600万ドル	シアトル・マリナーズ	51
2004年（31歳）	650万ドル	＋183万ドル	シアトル・マリナーズ	51
2003年（30歳）	467万ドル	0ドル	シアトル・マリナーズ	51
2002年（29歳）	467万ドル	＋1万ドル	シアトル・マリナーズ	51
2001年（28歳）	466万ドル	－	シアトル・マリナーズ	51

NPB年俸総額19億8030万円＋契約金（推定）

年度	年俸	差額	所属球団	背番号
2000年（27歳）	5億3000万円	＋3000万円	オリックス・ブルーウェーブ	51
1999年（26歳）	5億円	＋7000万円	オリックス・ブルーウェーブ	51
1998年（25歳）	4億3000万円	＋1億7000万円	オリックス・ブルーウェーブ	51
1997年（24歳）	2億6000万円	＋1億円	オリックス・ブルーウェーブ	51
1996年（23歳）	1億6000万円	＋8000万円	オリックス・ブルーウェーブ	51
1995年（22歳）	8000万円	＋7200万円	オリックス・ブルーウェーブ	51
1994年（21歳）	800万円	0円	オリックス・ブルーウェーブ	51
1993年（20歳）	800万円	＋370万円	オリックス・ブルーウェーブ	51
1992年（19歳）	430万円	－	オリックス・ブルーウェーブ	51
1991年（18歳）	契約金4000万円	－	オリックス・ブルーウェーブ	－

イチローの成績・選手データ

イチローの成績

MLBの成績

年度	打率	試合	打数	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	三振	OPS
2019	.000	2	5	0	0	0	0	0	0	1	.167
2018	.205	15	44	9	0	0	0	0	0	7	.460
2017	.255	136	196	50	6	0	3	20	1	35	.649
2016	.291	143	327	95	15	5	1	22	10	42	.730
2015	.229	153	398	91	5	6	1	21	11	51	.561
2014	.284	143	359	102	13	2	1	22	15	68	.664
2013	.262	150	520	136	15	3	7	35	20	63	.639
2012	.283	162	629	178	28	6	9	55	29	61	.696
2011	.272	161	677	184	22	3	5	47	40	69	.645
2010	.315	162	680	214	30	3	6	43	42	86	.754
2009	.352	146	639	225	31	4	11	46	26	71	.851
2008	.310	162	686	213	20	7	6	42	43	65	.747
2007	.351	161	678	238	22	7	6	68	37	77	.827
2006	.322	161	695	224	20	9	9	49	45	71	.786
2005	.303	162	679	206	21	12	15	68	33	66	.786
2004	.372	161	704	262	24	5	8	60	36	63	.869
2003	.312	159	679	212	29	8	13	62	34	69	.788
2002	.321	157	647	208	27	8	8	51	31	62	.813
2001	.350	157	692	242	34	8	8	69	56	53	.838
合計	.311	2653	9934	3089	362	96	117	780	509	1080	.757

NPBの成績

年度	打率	試合	打数	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	三振	OPS
2000	.387	105	395	153	22	1	12	73	21	36	.999
1999	.343	103	411	141	27	2	21	68	12	46	.984
1998	.358	135	506	181	36	3	13	71	11	35	.932
1997	.345	135	536	185	31	4	17	91	39	36	.933
1996	.356	130	542	193	24	4	16	84	35	57	.926
1995	.342	130	524	179	23	4	25	80	49	52	.976
1994	.385	130	546	210	41	5	13	54	29	53	.994
1993	.188	43	64	12	2	0	1	3	0	7	.478
1992	.253	40	95	24	5	0	0	5	3	11	.581
合計	.353	951	3619	1278	211	23	118	529	199	333	.943