【2022年最新】大谷翔平(エンゼルス)の年俸・年収!契約金や日本円での年俸推移も
大谷翔平選手は、2012年に花巻東高等学校から投手兼野手の二刀流としてドラフト1位(契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円)で北海道日本ハムファイターズに入団した岩手県奥州市出身のプロ野球選手です。2018年からメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに所属しています。2019年の年俸は65万5000ドル(1ドル100円換算で年俸6550万円)です。
大谷翔平選手は花巻東高校時代にアマチュア野球史上初となる最速160kmを記録した投手です。野手としても高校通算56本塁打を記録し、一塁到達まで3.8秒台の俊足、強肩の選手です。
当初はメジャーリーグ挑戦を表明していましたが、2012年10月25日のドラフト会議では北海道日本ハムファイターズが単独1位指名を行い、4度の入団交渉と30ページに及ぶ資料、二刀流プランなどを提示されたことから日本ハムへの入団を発表しました。
プロ入り後の2014年にNPB史上初となる11勝、10本塁打で2桁勝利・2桁本塁打を達成し、2015年には投手として最優秀防御率、最多勝利、最高勝率のタイトルを獲得しました。
2016年にはNPB史上初の2桁勝利・100安打・20本塁打を達成し、NPB史上初となる投手・指名打者の2部門のベストナインとリーグMVPに選出されました。
大谷翔平選手は日本アマチュア野球の最速投球記録(球速160km)の記録保持者、さらにNPB最速投球記録(球速165km)の記録保持者です。
大谷翔平の年俸推移・年俸総額
大谷翔平の年俸推移
大谷翔平は高校卒業後契約金1億円で北海道日本ハムファイターズに入団しました。
入団後、活躍を重ね、2013年には1500円、翌年には3000万円となります。
2015年の大活躍により年俸は前年から驚きの7000万円アップで1億円の大台に乗りました。
翌年は2億円(+1億円)翌々年は2億7000万円とおどろきのスピードで年俸が上がってきました。
2018年には54万5000ドルの年俸でエンゼルスに移籍。
大谷の年俸はメジャー移籍当初から低いままで米メディアが選出した「給料が低すぎる選手」でも二位に選ばれました。
これは入団時に結ばれた労使協定の影響です。
また、2年契約で合意して入団しているので1年目の年俸改定がなかったのも大きいです。
入団当初はエンジェルスが怪我のリスクを懸念して2年契約で契約を結んだと言われています。
現在の年俸は2年850万ドル(およそ9億7000万円)ですが、2023年オフにFA権を取得して移籍出来るようになるため、500億円近い年俸になるのも夢ではないと言われています。
確かに大谷選手は二刀流で投手・打者として大活躍でリーグMVPに輝いたにも関わらず、この数値は低すぎると言わざるを得ません。
MLBの年俸推移
NPBの年俸推移
大谷翔平の年俸総額
MLB年俸総額120万ドル(推定1億2000万円※1ドル100円換算)
年度 | 年俸 | 差額 | 所属球団 | 背番号 |
2021年(27歳) | 550万ドル(6億1050万円) | ロサンゼルス・エンゼルス | 17 | |
2020年(26歳) | 250万ドル(2億6300万円) | ロサンゼルス・エンゼルス | 17 | |
2019年(25歳) | 65万5000ドル | +11万ドル | ロサンゼルス・エンゼルス | 17 |
2018年(24歳) | 54万5000ドル | - | ロサンゼルス・エンゼルス | 17 |
NPB年俸総額6億1500万円+契約金(推定)
年度 | 年俸 | 差額 | 所属球団 | 背番号 |
2017年(23歳) | 2億7000万円 | +7000万円 | 北海道日本ハムファイターズ | 11 |
2016年(22歳) | 2億円 | +1億円 | 北海道日本ハムファイターズ | 11 |
2015年(21歳) | 1億円 | +7000万円 | 北海道日本ハムファイターズ | 11 |
2014年(20歳) | 3000万円 | +1500万円 | 北海道日本ハムファイターズ | 11 |
2013年(19歳) | 1500万円 | - | 北海道日本ハムファイターズ | 11 |
2012年(18歳) | 契約金1億円 | - | 北海道日本ハムファイターズ | - |
大谷翔平の成績・選手データ
大谷翔平のMLBの成績
MLBの年度別投手成績
年度 | 登板 | 先発 | 投球回 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 防御率 | 失点 | 自責点 | WHIP |
2018 | 10 | 10 | 51.2 | 4 | 2 | 0 | 0 | 3.31 | 19 | 19 | 1.16 |
合計 | 10 | 10 | 51.2 | 4 | 2 | 0 | 0 | 3.31 | 19 | 19 | 1.16 |
MLBの年度打撃手成績
年度 | 打率 | 試合 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 三振 | OPS |
2018 | .285 | 114 | 326 | 93 | 21 | 2 | 22 | 61 | 10 | 101 | .925 |
合計 | .285 | 114 | 326 | 93 | 21 | 2 | 22 | 61 | 10 | 101 | .925 |
大谷翔平のNPBの成績
NPBの年度別投手成績
年度 | 登板 | 先発 | 投球回 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 防御率 | 失点 | 自責点 | WHIP |
2017 | 5 | 5 | 25.1 | 3 | 2 | 0 | 0 | 3.20 | 9 | 9 | 1.26 |
2016 | 21 | 20 | 140.0 | 10 | 4 | 0 | 1 | 1.86 | 33 | 29 | 0.96 |
2015 | 22 | 22 | 160.2 | 15 | 5 | 0 | 0 | 2.24 | 40 | 40 | 0.91 |
2014 | 24 | 24 | 155.1 | 11 | 4 | 0 | 0 | 2.61 | 50 | 45 | 1.17 |
2013 | 13 | 11 | 61.2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4.23 | 30 | 29 | 1.46 |
合計 | 85 | 82 | 543.0 | 42 | 15 | 0 | 1 | 2.52 | 162 | 152 | 1.04 |
NPBの年度打撃手成績
年度 | 打率 | 試合 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 三振 | OPS |
2017 | .332 | 65 | 202 | 67 | 16 | 1 | 8 | 31 | 0 | 63 | .942 |
2016 | .322 | 104 | 323 | 104 | 18 | 1 | 22 | 67 | 7 | 98 | 1.004 |
2015 | .202 | 70 | 109 | 22 | 4 | 0 | 5 | 17 | 1 | 43 | .628 |
2014 | .274 | 87 | 212 | 58 | 17 | 1 | 10 | 31 | 1 | 48 | .842 |
2013 | .238 | 77 | 189 | 45 | 15 | 1 | 3 | 20 | 4 | 64 | .660 |
合計 | .286 | 403 | 1035 | 296 | 70 | 4 | 48 | 166 | 13 | 316 | .859 |
大谷翔平のプロフィール
生年月日 | 1994年7月5日 | 出身地 | 岩手県奥州市(旧水沢市) |
投打 | 右投左打 | ポジション | 投手、外野手 |
身長 | 193cm | 体重 | 97kg |
ドラフト | 2012年 ドラフト1位 | ||
経歴 | 花巻東高等学校⇒ 北海道日本ハムファイターズ⇒ ロサンゼルス・エンゼルス | ||
タイトル(NPB) | 2015年 最多勝、最優秀防御率、最高勝率 | ||
表彰(NPB) | 2015年 ベストナイン | ||
2016年 最優秀選手(MVP)、ベストナイン(投手部門と野手部門の同時受賞) | |||
表彰(MLB) | 2018年 新人王 |
大谷翔平選手は2017年11月11日にポスティングシステムを利用してメジャーリーグへの挑戦を表明し、2017年12月9日にロサンゼルス・エンゼルスと契約し、2017年12月10日にマイナー契約を結びました。
2018年3月28日にメジャー契約を結び、3月29日の開幕戦でメジャーリーグ初打席・初球初安打を記録し、4月1日にはメジャーリーグ初登板・初勝利を挙げました。
メジャー1年目の2018年シーズンは、打者として打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁を記録し、投手として10試合に先発登板して4勝2敗、防御率3.31の成績を残しました。日本人選手のシーズン20本塁打以上は松井秀喜さんに次ぐ史上2人目です。メジャー1年目での20号到達は初です。
MLB史上初の10登板、20本塁打、10盗塁が評価されて、ア・リーグの新人王に選ばれました。日本人選手のMLB新人王受賞は2001年のイチロー選手以来、17年ぶり4人目です。
2018年10月1日にロサンゼルス市内の病院でトミー・ジョン手術(靭帯再建手術)を行い、成功しました。