松中信彦の年俸・年度別成績

松中信彦さんは、1996年に社会人野球の新日本製鐵君津から外野手として逆指名ドラフト2位（契約金1億円、年俸1200万円）で福岡ダイエーホークスに入団した熊本県八代市出身の元プロ野球選手です。現役時代の最高年俸は5億円、生涯年俸は41億6400万円です。

松中信彦さんは首位打者のタイトルを2度、最多安打を1度、本塁打王を2度、打点王を3度、最高出塁率を3度獲得し、2004年には三冠王に輝いた日本プロ野球を代表するレジェンドです。

また、松中信彦さんは歴代30位となるプロ通算352本塁打を記録し、NPB史上初の3年連続の120打点を達成した選手です。三冠王に輝いた2004年には打率、本塁打、打点、安打、出塁率、得点、塁打の7部門の全てでトップの成績を収めました。

2006年1月には福岡ソフトバンクホークスと日本プロ野球史上最長の複数年契約となる7年契約（出来高含む7年総額45億円）を結んだことも大きな話題となりました。

2000年12月にフリーアナウンサーの林恵子さんと結婚し、2001年に第一子となる男児、2007年に第二子となる男児、2011年に第三子となる男児が誕生しています。タレントの松中みなみさんは親戚です。

松中信彦のプロフィール

生年月日	1973年12月26日	出身地	熊本県八代市
投打	左投左打	ポジション	内野手
身長	183cm	体重	97kg
ドラフト	1996年ドラフト2位（逆指名）
経歴	八代第一高等学校⇒　新日本製鐵君津⇒　福岡ダイエーホークス（福岡ソフトバンクホークス）
タイトル	2003年打点王
	2004年首位打者、本塁打王、打点王、最多安打、最高出塁率
	2005年本塁打王、打点王、最高出塁率
	2006年首位打者、最高出塁率
表彰	2000年最優秀選手（MVP）、ベストナイン
	2003年ベストナイン
	2004年最優秀選手（MVP）、ベストナイン、ゴールデングラブ賞
	2005年ベストナイン
	2006年ベストナイン

松中信彦さんは、平成唯一の三冠王です。2006年のワールド・ベースボール・クラシックでは日本代表として全試合に出場し、打率.433を記録して日本の優勝に大きく貢献しました。新日本製鐵君津時代の1996年にはアトランタオリンピックの野球日本代表に選出され、全日本の4番として銀メダルを獲得しています。

松中信彦さんは三振が非常に少ないホームランバッターで、2度のリーグ最多四球を記録したほど選球眼が良い選手です。また、左打者にもかかわらず、左投手を全く苦にしないことも大きな魅力の1つです。

2015年10月1日の退団スピーチで、現役続行を目指していた松中信彦さんは19年間所属した福岡ソフトバンクホークスや王貞治さんに対して「倒しにいきます」と発言して物議をかもしたこともありました。

2016年3月1日に現役を引退後は野球解説者として活動しています。